暗室レポート / 第5回-Top


FOCOMAT
長所・短所
印画紙面の明るさが他の機種と比べて約50パーセント程度明るい
GOOD ・露光時間が短くて済む。
・隅々まで観察できる。
・ピントが合わせやすい。
・大伸ばしに向いている。

BAD ・ランプヘッドが熱いので火傷に注意。
他の機種と比べて大変軽量
GOOD ・移動させやすく明るい所でのメンテナンスが出来る。
・ヘッドを180度廻して床面での大伸ばしが容易に出来る。
・振動を受けにくい。また、パンタグラフ式なので引伸し倍率の変更が容易にできる。
他の引伸機より支柱が長い
*普通フィルム面より台材まで約1メートル。弊社のものは1.4メートルある。
GOOD ・かなりのトリミングが出来る。
・台材での全紙引伸ばしが楽々出来る。

BAD ・レバーが右側にしかないので引伸ばしの最中に、アーム部分に触れてしまうことがある(特にバーニングやドッチングの時)
ネガの平面が保てる
GOOD ・常にコンデンサーレンズでフィルムのガラス面を圧着しているので、熱によるカーリングを防いでくれる。
・自動焦点でない場合でも一度ピントを合わせたら、後は余り気にしないでも平気(本当は常に確認すべきですが)

BAD ・最後のコマが使いづらい。レバーが両方についていると助かるのに・・・と思う。
・常にフィルムに降ってくるコンデンサーレンズのゴミや汚れに注意

FOCOMAT & FOCOTAR
フォコマートに対してフォコター引伸し用レンズは純正。50mmしかない。50mmというレンズは機種にもよるが周辺光量を考えると大変使いづらい。
 しかし
フォコマートに限れば全くなんの心配もなく、周辺全て光量を充分得る事ができる。確かに他社のレンズを使っても充分にその能力を発揮させることは出来るが・・・
 実際に
フォコターと他社のレンズとを比較してみたが、明らかにフォコターで伸ばしたのが分かる程の存在感、全体に軟調ながらも、しっかりと黒が締まり被写体の質感もしっかり表現される。逆にフォコターを他社の引伸ばし機に装着しても似たような調子にはなるが多少硬調気味であまり味気ない。
 フォコターあっての
フォコマート、フォコマートあってのフォコター・・。

Sample Photo
フォコター50mm
□立体感が一番。ディテールがよく出ていて写真としての存在感がある。
エルニッコール50mm
□フォコターより硬調。かためにプリントしたいときにはこの組み合わせで使っている。
ズミタール50(撮影用のレンズ)
□このレンズは古く少し曇りがあるので使うときは軟調に焼くときに使っている。
Photo by Arato Ogura
DETA : カメラ ライカM4 / レンズ Elmarit28mm F2.8 f 5.6 1/500soc /
フィルム ILFORD XP2スーパー / 印画紙 フォルテ ウォームトーン /
現像液 プロトールウォーム1:4 / 定着液   フジフィックス
*WEB上では現物に比べそれぞれの違いがわかりづらくなっております。このデータについてもご質問をお受け致します。また、当社にてサンプル写真の現物を常備しており、いつでもご覧頂けます。お気軽にお問い合わせ下さい。


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