暗室レポート / 第10回-Top


■フジのバライタ紙といえばミュージアム。品が良い白地に美しい中間トーンが特徴でした。さて新しいフジバライタ紙「レンブラント」はどんな感じでしょう??。
 今までのフジバライタ紙(ミュージアム)と比べて大きく違うのは全体のトーンに暖か味があるという点です。(従来のものはニュートラルな白から黒へのトーンでしたから。)
 また、ミュージアムの美しい中間トーンはそのままに微妙な調子を幅広く再現することができ、それが暖か味のあるトーンとあいまって品格のある仕上りになります。[作品作りをつくりあげるのに向いている印画紙]、といったところでしょうか?
 地の色は薄手のF2方が白く、GとG3では同一フィルターでも少しコントラストが違うようです。また、感度が非常に高くセーフライトのカブリに気を付ける必要があります。

FUJI REMBRANT-V 多階調(0-5号相当)
フィルター未使用:2号
バライタ紙・薄手・光沢・純白
FUJI REMBRANT-V 多階調(2-5号相当)
フィルター未使用:3号
バライタ紙・厚手・光沢・白
比較参考:ILFORD MGIV-FB

■従来品クリスタルDL・NLと同様の半光沢に同様地が少しオフホワイト。また、オリエンタル独特の滑面。少しオリーブがかった色調でクリスタルとは全く違う軟らかさ、温もりがあります。黒の締まりもよく特に明るいトーンの所が美しい印画紙だという印象です。
 人物の肌も美しく再現できるし、立体感も充分にある。ニュートラルだったVCFBと比較してみると少し感度が低いですが、それだけにコントロールがしやすいでしょう。
 また、紙の厚さもありこの新ウォームトンは素晴らしい印画紙ではないかと思います。沢山あるウォームトン印画紙に新たに加わり選択する楽しみが増えると言うのは嬉しいですね。

ORIENTAL VC-FB WT
厚手・半光沢・滑面・温黒調・多階調
*また上記ORIENTALの印画紙は店頭には並ばないそうなのでこちらのHPにて直接購入してください。
サイバーグラフィック株式会社 http://www.cybergraphics.co.jp/


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